ザンビアの最年長難民が100歳の誕生日を迎える

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MAYUKWAYUKWA難民施設(ザンビア)8月2日

Erculano Salugardoはアフリカで最も古い難民施設で、

仲間達が歌い、踊り、また涙する中で、

プレゼント、乾杯、メッセージを受け取り、100歳の誕生日を迎えた。




100歳を迎えたSalugardoは、ザンビアで最年長の難民である。

彼はこの記念すべき誕生日パーティーで、あふれんばかりの喜びを感じていた。



長生きの秘訣は健康に気をつけることであると語ったあと、歌に参加した。

パーティーは、UNHCR、ザンビア政府、そして施設にいる難民達によって開催された。

Salugardoは、ケーキとプレゼントをプレゼントされた。

ただ1つ欠けていたのは、彼の家族である。



祖国の内戦から逃れてきた彼は2001年の元旦にザンビアに到着した。

その日は彼の人生において最悪の日であったと彼は言う。

なぜなら、妻と4人の娘達をアンゴラのHUamboに残してこなくてはならなかったからだ。



「アンゴラに残してきた妻や子供たちがどうなったか、あまり情報がありません。

彼らと祖国のことをよく考えます」とUNHCRに伝え、

まだ今年の広範に祖国へ戻るかどうか決めていないということも付け加えて伝えた。



Mayukwayukwaに到着したあと、彼は1966年にザンビア西部に作られた郊外の施設へ移された。

Salugardoは、そこでの10年がもっとも孤独であったという。

ほとんどの時間を自分の小屋で過ごした。しかし、若いアンゴラ人達にアフリカの民話や

教育の重要性について話をするのは好きであった。



「私を支えてくれるコミュニティーのメンバーたちととてもうまくやっていた。

孤独感から結婚を考えることも時々あった。しかし私のような年齢の男を受入れてくれる

女性はいなかった」と嘆く。



彼はずっと農民であった。しかし今は雇い人に頼っている。

友人のひとりである Antonio Chitunda Kanyamaは、

Salgardoは家族を失ったにも関わらず気丈な精神を維持している、と話す。

「過去にはできたことのほとんどができないが、

直面する多くの困難を彼が切り抜けてきたように、我々は自らの方法で成し遂げる」と

Kanyamaは言う。



Salugardoは高齢なため脆弱な難民に分類され、これは彼が定期的な援助を受けられることを意味する。





UNHCRのザンビア代表の Joyce Mends-Coleは、Salugardoを祝福し、

かれの知識、経験、英知は今後もコミュニティーに資すると告げた。



ザンビアは現在4万9千人の難民を抱え、そのほとんどがアンゴラ人である。

2001年から2010年で、合計76,500人のアンゴラ人がザンビアの難民キャンプや施設から帰還している。



By Kelvin Shimo in Mayukwayukwa, Zambia



Extracted from:http://www.unhcr.org/4e3808986.html
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